OEM開発秘話
商品名「但馬屋牛たんカレー」
完成した商品
OEM製作ストーリー
OEM商品の開発秘話をご紹介いたします。
- 会社名
- 株式会社ミッション
- ご担当者名
- 代表取締役 春日英樹 様
- OEM事業に取り組んだきっかけ
以前からレトルトカレーの可能性は感じていました。
元々有名焼肉チェーン店で店作りをしていた経験があり、肉を題材にしたカレーを作ってみたかったです。
個人的にも大好きな熟成肉焼肉の但馬屋さんに声をかけさせて頂きました。
製造については知人を通じ、ベル食品工業さんを紹介してもらいました。
- 開発へのこだわり、難しさ
但馬屋さんの看板に恥じない本格的な味にこだわりました。料理長のご意見を取り入れ、何度も試作を重ねました。カレーの味に関するニュアンスを伝えるため、ベル食品工業の営業の方に同行して頂き、開発室にお邪魔して、開発担当の方とも話し合いました。そして2015年8月、但馬屋牛タンカレーが誕生しました。
この商品の一番のこだわりはお肉です。
他では高価で使い難い牛タンと黒毛和牛を、実際に但馬屋さんから供給して頂くことになりました。なんと但馬屋牛タンカレーは、1パックに75gも牛タンが入っています。
- 商品への評価や感想は?
量販店のバイヤーや商社の方からは好評でした。但馬屋さんのお肉を使ったカレーがお手頃な価格で販売出来ますし、何より何度も試作を重ねてこだわり抜いた味が評価されました。
では売れ行きは上々ですね!(担当者)
いえ、初めからではなかったです。
レトルトカレー事業は初めてですし、販路も少なかったので、初めは簡単ではありませんでした。展示会への出店、商談会への参加、訴求力を上げる為にパッケージもリニューアルしました。徐々に(株)ミッション・但馬屋牛タンカレーが認知されたおかげで少しずつ販売量が増え、大手ドラックストアでの採用も決まり、弾みになりました。
商品アイテムを増やすことで販売店様が取り扱いやすくなり、パッケージの包材コストの削減にもつながる良い循環を生みました。
- その他伝えたい事
レトルトカレーはご存じの通り、2017年にカレールーの販売額を抜き、市場は拡大しています。しかしながら、新規参入企業や商品も多く、ヒット商品を作ることはますます難しくなっています。他社より一歩抜き出た商品でなければなりません。
多くのメーカーは商品が出来上がるまでのお付き合いで、その後は独自で販売していかなければなりません。その点、ベル食品工業さんのサポートが最適でした。ご当地カレー事業は開発能力、品質管理、製造、営業のノウハウが必要です。業務用から一般市販用まで、幅広い分野のレトルト食品を製造してこられた同社との取り組みで、多くのヒット商品を生み出すことが出来、非常に満足しています。
- これからの取り組みは?
お陰様で、弊社のオリジナル商品やOEM商品を合わせて数十品開発してきました。
有名店監修、健康志向、販促用途などお客様のニーズや社会環境に合わせた多種多様な商品です。地域の食材を活かした商品開発を行い、名産品を全国に発信していきたいと考えています。
カレーは国民食であり、レトルトカレーは社会構造上なだらかに拡大するでしょう。
これからも時代のニーズに応える商品を作り続けるつもりです。