OEM開発秘話
商品名「全知全能カレー」
完成した商品
OEM製作ストーリー
OEM商品の開発秘話をご紹介いたします。
- 会社名
- DRAGONGATE株式会社
- ご担当者名
- YAMATO 様
- OEM事業に取り組んだきっかけ
--今まで DRAGONGATE株式会社様ではオリジナルグッズとして、雑貨やTシャツなどアパレルものが多かったと思います。そこで食材も手掛けてみようという話になり、エースで料理の手腕もあるYAMATO選手に考えてもらいましょう!というところからスタートしたんですよね。
YAMATO 料理全般の仕事を頂けるようになってきたところに、一つのゴールといいますか一つのハードルを越えたと言いますか。レトルト食品って消耗品ではありますが、形に残るようなお仕事のお話を頂けて、嬉しく思っております。
--パッケージのお写真は、もしかしてオリジナルで撮って頂いているのですか?
YAMATO そうです。毎回 Amazonでコックコートを用意しています(笑)。この時にしか使わない貴重なものです。
- 開発へのこだわり、難しさ
YAMATO 家で試作を考えて、こうしてみようああしてみよう、わぁ美味しいのができました……って、でもそれって僕の主観じゃないですか。 誰に食べてもらっても美味しいと思ってもらえるものを作ってはいるつもりなんですけど、レトルト食品となると更に最大公約数の美味しさじゃないとダメなのかな、と。万人に受けるような味で無ければ買ってもらえないですしね。
毎日作るものっていうのは、あまり振り切れてしまうようなものを作ってしまっても、受けないんじゃないかなっていうのは、最初のカレーを作った時にすごく感じました。でも結果的には「うまい!うまい!」と言って頂いて、一番最初のカレーでハードルを上げてしまいました(笑)。
僕も正直、辛いのはあまり得意ではないんですけど、「おいしい!おいしい!」と言って箱買いしてくださるお客様もいれば、ちょっとあれは辛いかなっていうお客様もいます。 次に甘口カレーを作ってみたら、「あれはすごく美味しい!」と言って買ってくださる方もいれば、「あれは甘すぎる」というお客様もいて、ここがなかなか難しい部分ではありますよね。だからレトルト食品を作っている企業様の努力はすごいなと思いますね。
- 商品への評価や感想は?
--今回の新商品で第5弾になりますけれども、売れ行きの方もかなり好調なようですね。
YAMATO ありがとうございます。ただ今はコロナの影響で売店に立って直に買ってもらう、売りつけるって事ができないじゃないですか(笑)。Tシャツとか形に残るものだと同じものばっかり買うわけにいかないけど、食品だとやっぱり食べますからね。食べて美味しかったらまた買ってくれますし。ほんとにコロナが無ければ、休憩時間に駅弁みたいに持って、客席を練り歩こうと思ってたんですよ(笑)。
- その他伝えたい事
YAMATO 高校を出て仙台の専門学校で料理を勉強し、僕は23歳で入門しました。同期には高校を卒業してすぐ入門した人間もいて、5年分の年齢的な差があるんです。でも、その5年があったからこそ、今こういうお仕事を頂けているし、遠回りだったけど近道だったのかなと思います。料理が一番人と争わなくて良いです(笑)。玉ねぎや人参をみじん切りにしたり、シンクの洗い物がなくなっていく感じとか、料理の1から10まで全部がすごいストレス発散になるんです。リング上ではイライラしているんでね(笑)。
- これからの取り組みは?
YAMATO やっぱりカレーが一番喜ばれるかなとは思うんですけど、例えばスーパーなどでよく見かける麻婆豆腐の素とかはどうだろう、と考えたりもしています。ただどういったものが喜ばれるのか、色々やった方がいいのか、もっとカレーのバリエーションを増やした方がいいのかっていうのは悩みますよね。
この前、うちの担当の人間が言っていたんですけど、「YAMATOの知り合いの店で出したらいいんじゃない」って声を掛けてもらって、そういうのもありかなと思ってはいます。でもそこのお店で出しているカレーより美味しいものができてしまったらどうしようって思います(笑) 。